シッターの事件

今ニュースになってるシッターの事件、、これは完全にネット社会の盲点をついた事件だと思う。

ネットで何か注文して買ったことある人は経験していると思うが、思っていたものと違う商品が届いたなんてことは別に珍しくない。
買おうとしているモノと売ってる店の雰囲気と売ってる人が見えないのだから当たり外れはある。
もっとも、それがメーカー品であれば近くの実売店で見てそれをネットで安く買えばいいわけだからダマされることもないであろうが、これが食品であったり衣類であったりするとそうもいかない。
最近は、客観視してどうか?というのを分かりやすくするために店の「評価」「ランキング」「買った人の感想」みたいなコーナーがあり、ここがいいか悪いかで当たりハズレがだいたい予測できる。しかし、これすら操作して意図的に良くしているケースもあるから結局は自分の感性にゆだねるしかない。

今回の問題はベビーシッターをネットで知って頼んだという点だ。
HPだけを見るとまともに見えるので一度もあったことのない人に子供を預けてしまった、、という盲点がひそんでいた。これではまるでペットホテルにペットを預ける感覚ではなかろうか、、。
日本人は基本が性善説で他人を見ている人が多いので、赤の他人でも基本的に良い人だと思っているのが災いしたと思う。

もう普通に理解できない変な奴が多い社会になっているので性悪説で物事を見ていかなければならない、、。
企業では、これをリスクマネジメントというのだろうが、個人にも必要になってきたということか、、。