誰でもアメリカンスナイパー

映画の話は以前したが、この映画に反応してイスラム国が狙撃シーンの動画を出しまくった、、、。まるで狙撃という人殺しをショーにしているようだ。

アメリカのトラッキングポイントという会社が作っているライフル銃の記事をたまたま見つけた。詳しくネットで調べててみると、今や狙撃はほとんどコンピューター任せで、銃に付けたスコープにはモニターやらコンピューター、さらにWiFiまで付いていて自動計算して狙撃手は十字の中心にターゲットを合わせるだけで100発100中で当てることができる、、、ほとんどTVゲームだわ、こりゃ。

動画では12歳の女の子が試射している。
ウチの長男は11歳なので息子に1000ヤード(900m)先の標的を撃たせているようなもの。
映画アメリカンスナイパーで1000m先の標的を撃つシーンがあったが、この銃があればこれと同じレベルの事を小学生でも出来てしまう。

逆にもし自分が標的として狙われたら、1km先のビルの屋上の物陰から自分を狙っている人に気付くことが出来るだろうか、、、まず無理だ。いとも簡単に仕留められることになる。

アメリカではこの銃を一般市民が普通に持つことができる。
また、この銃がテロリストに渡ったらどうするんだろう、、、凄腕スナイパーだらけになるな、、。
銃規制するどころかこんなに進化した銃まで世に出してしまうアメリカってつくづく変な国だなと思う、、、。
コレをロボットで自動制御したら、、、、と思うと、、、もっと恐い。
ていうか今の民生品レベルの技術で十分可能。例えば、スモーク張りの箱バンの荷室に自動制御のこの銃を据え付け、狙撃ポイントの駐車場に止める。狙撃手は、ネットワークで繋がったiPadでこの銃を操作する。車の窓もiPadで操作してあけて、銃の照準をターゲットに合わせる。タイミングを合わせて狙撃。遠隔操作で1km離れたターゲットを狙撃できる。
数日後、車を回収、または放棄、、、まるでハリウッド映画だな、、、。