ずっと雨の盆休み

盆休みは河口湖へキャンプに行って来た。
関東の平地に比べ気温は5度くらい低いので避暑には良いと思ったのだが、今回はもはや寒いくらいだった。
長袖のパーカーを羽織っていてちょうどといった感じ。
紅葉もちょっぴり紅葉が始まっていてもう山梨県は秋の気配。

雨は確実に降ると思ったのでテントからバンガローに転向し今回はテント泊をやめにしたのは正解だった。

雨なので山歩きは無理、釣りも大して出来ず、雨が降ると大抵は釣れない、、ルアーで散々狙ったがブラックバスは釣果ゼロ。
これ以上ルアーは時間の無駄っぽく、息子たちも飽きて来はじめたので途中からエサ釣りに転向し、ブルーギルとオイカワ狙いにした。餌なのでとりあえず釣れる。

釣れればなんであれ楽しい。
しかし4日行って釣りができたのは1日だけだった。

男の子を育てる夏の三原則、、、キャンプ、釣り、温泉。
この3つを抑えていれば大抵の男の子は何かは学ばせれる。

キャンプは生活の縮図。テントの設置 、撤収、飯炊き、水汲みなど生活に直結した動きが多い、、これは生きて行く上で必須なのであえてなんでも手伝わせる。焚木なり炭の火起こしなど、普段火遊びさせないようにしているがここではガンガン火を扱わせて火がつく過程を理屈と経験で学ばせる。火の粉が飛んで来たりして火傷することもあるかもしれないがそれは必要な経験なのである。

余談だが、スカパーのドキュメント番組で9日間サバイバル生活をさせる番組がある。これは究極で人のいない僻地に丸裸で放り出される。持ち物はビデオカメラと緊急用の医療セットと衛星電話のみ。
まず最初に腰蓑のような服を作ることから始めて、雨を凌ぐ屋根、食料、火起こしをやらなければならない。食料がなければ腐ったものにたかっているウジ虫だって食べないと9日間生きていけない、、、究極すぎて面白かった。
今や人類は便利になりすぎて野生の本能を忘れつつある。コレが人間をダメにしているのだ。

釣りは相手が自然の魚なので習性を知りコツを掴まないとそう簡単には釣れない。性格がモロに出る。うちの次男はせっかちなので全然ダメだった。糸を垂らした途端、来てるよね来てるよねと引き上げまくりじっと待てないタイプ。しかもエサのミミズ的なものを針に刺すのが苦手、、おそらく今時の子供は虫をさわれない子が多くできない子が多いと思う。次男は僕が幼虫とかにがてなのしってるでしょ!、、と言いながら涙目でやっていた、、。

温泉や銭湯は日本が誇る文化。江戸時代は身分を超えた社交場だったように、アカの他人と裸で過ごす異空間。
何を学ぶ訳でもないが大人の空間ではあるし、テレビもゲームもないので必然的に会話をしたり、他人の会話を聞いたりするようになる、、、こういう事が意外に大事なのかもしれない。
温泉は近くの日帰り温泉へ行った。