天網

中国のような共産党一党独裁政権だと、何が起こるかといえば、究極の監視社会だ。反乱分子が出来ればたちどころに政権が危うくなる。すでにネットは統制されており党にとって不利益な情報は全て遮断されている。言論の自由なんて全くない。
あとは人民を監視するのみだが、あれだけの人口がいると難しい。そこで出てきたのが監視カメラとAIを組み合わせた天網という顔認証システム。
まずはカメラに映った人が誰かを特定できる。そしてその誰が誰と会って、どこに行ってるかを知る事ができる。AIであぶりだせば党が見つけたい人を見つける事ができる。犯罪に役立てればそれはそれでいいが、政治に役立てれば反乱分子を潰せることになる。特権階級が使わないわけがない、、、というより、作らせたのが彼らだから目的は明白だわな。

天網、、、天の神は見ている、、決して逃さない、、、という意味だとか。
もちろん、中国に入る外国人も例外ではない、、どこに行って誰と会ってるかすべて記録されると思ったら、、、観光って気分じゃないね、、。

党の偉いさんの息子が何か問題を起こしたらどうするんだろう、、、データを書き換えて別の人を刑務所に送り込むことも可能ではないだろうか、、。

東野圭吾の小説プラチナデータと被ってしまった、、。
この内容は監視カメラではなくDNAデータを使って犯罪捜査をするのだが、このデータが日本の特権階級の家族にはないのだ。したがって、逮捕されない。権力で牛耳ると必ずこうなる。