続深夜食堂

久しぶりに自宅でまったりと映画を観た。

映画「深夜食堂」は一軒の飯屋さんに集う人情味溢れる会話がストーリーのベースになっている。
おそらく40代以上の人はハマる内容だと思う。
どうってことない脚本なのだが作品の演出と役者さんの自然体の演技が素晴らしく、観る人の心に響き、余韻が残る。
高額な予算で作ったハリウッド映画って、観終わった後なんも残らないんだよね、、、CMまで金かけるから全米が泣いたとか世界が震えたとか、、そんな誇大キャッチフレーズで惹きつけるが大抵は期待を裏切られる、、だいたい全米の人は見とらんって。

続編が続深夜食堂なのだが、期待通りいい映画だった。
なぜかアジアでブレークしたんだとか、、。
Youtubeに中国語字幕入りでテレビドラマ版が結構アップされているのにビックリ、、。

うちの近所にもこれに近い食堂があって年配のじいちゃんばあちゃんが店をやっていたのでばあちゃん食堂と呼んでいたのだが仕事とがキツかったのか2、3年で閉めちゃった。晩飯をやると店を閉めるのは10時くらいになるからしんどかったのだろう、、。でも、居酒屋とかバーとか、カラオケがある店じゃダメなんだよね。客層が偏るしうるさくて会話できないし、仲間で盛り上がられるから、、、カウンターのみで一人でフラッと常連がやって来て、飯食って一杯引っ掛けてマスターや常連客とちょこっと会話して帰るような店じゃないと、、。

この深夜食堂も、酒は三杯までとメニューに注意書きがある。普通の店は酒で儲けようとするがここは違う。グダグダ言う客や、酔いつぶれてカウンターで寝てしまう客にしてしまうからだ。俺は客だぞ、、みたいなのに居座られても困る。
だからこの映画の世界感はアジアの人にも分かるのだろう。

寅さんや釣りバカのように続けて欲しい映画の一つなのだ、、。
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