鳥の巣箱設置

去年、面白半分で野鳥の巣箱を軒先に設置したらシジュウカラが巣を作って卵を生み、ちゃんと雛を一人前に育てて巣立っていった。その間2ヶ月くらい、、、もちろん私にとっては始めての経験。あまりに簡単にやってきたのでびっくりしたくらい。

野鳥を鳥かごに入れて飼うことは法律で禁止されているので飼うことはできないが巣箱は野鳥を捕獲しているわけではないから構わない。

ツバメだと家の軒下が汚れてしまうが野鳥は巣箱の中に巣を作るので家が汚れることもない。子育てを一生懸命やっている姿はとても微笑ましく癒される。

今年は調子に乗って3つ設置した。一応私のと長男次男の巣箱。

今年もつがいのシジュウカラがやってきた。私には「チーチャン」という鳴き声に聞こえるのだが、去年耳にしたのですぐに分かった。

つがいのシジュウカラは巣を巣箱に作る際いきなりではなくまず下見に何度もやってくる。まずは私の巣箱を見にきた。この下調べが凄い。

まるで新婚夫婦が不動産屋に紹介されてアパートの内見をするみたいにカップルでやってくる。そして一匹が近くで周りを監視、そしてもう一匹は巣箱の外側をキツツキみたいにつついたり中に入ったり出たりして結構念入りに調べる。

続いて次男の巣箱を調べ始めた。
おそらくこの下調べは毎日数回様々な時間帯で数週間続く。
今日の時点では長男の巣箱をチェックしている様子は伺えなかった。

いざ新居が決定すると巣の材料を運び入れるのですぐに分かるがまだ現段階では下見段階でどの巣箱にするか決定していないようだ。

毎日数回やってくるがこれが同じカップルではないかもしれない。上手く3つの巣箱に3カップルでご入居してもらえると嬉しいのだが、、、。また、この時期を逃すと来年の春まで空家になることになりせっかくの巣箱が虚しい物になってしまう。

しかし、去年の経験で分かったのだがこの巣は人間的に住むという感覚ではなく、あくまで卵を産んで孵して雛を育てるための場所なのだ。だから巣作りの間は巣箱に寝泊まりすることはない。しかし卵を生むと雛が巣立つまでその巣箱に寝泊まりするようになる。だから彼らにとってはそこが本当に安全かどうかとても重要な課題なわけ。

多分1週間以内には新居が決定することでしょう。
さあ、誰の巣箱に決定するか、、、お楽しみ。