埼玉屋

近所にマニアックな食堂を発見。
駐車場を中心に市場、パチンコ屋、でっかい食堂が三つ巴状態で配置されている。高級感、都会的、オッシャレ〜、美学、隠れ家的、セレブといったすべての感覚ゼロ、、、というよりむしろマイナスに振り切っている空間。昭和初期の戦後のバラック的開放感一杯の要素で満ち溢れた空間と言った方がしっくりくる。

その食堂に行ってみた。オッサン達が吸い込まれて行くのでついつい釣られて入ってしまった。悲しいかな私もオッサンなので仕方ないのだ。

基本的にオッサンはオバハン達と違って仕事以外では群れない。大抵単独で行動する。防波堤で釣りをしているオッサンも大抵は一人で来て適当に釣りをして一人で静かにチャリンコで帰る。仕事で散々群れているので仕事以外となると孤立したいのだ。そのオッサンが群れる場所があればなんかあると思っていい。逆に言うとなにもなければオッサンは群れない。

そのオッサン達でいっぱいの食堂に入ってすぐに意味がわかった。
要するに安くてボリュームがあってうまいのだ。

この短冊メニューが泣かせる。
定食は550円。焼肉定食でさえ650円、、、どーだ。
女子一人で入るのは絶対に勇気がいるぞ。

目玉焼き定食が他の定食と同じプライスなのがとても気になる。