人口動態ビジネス

日本の65歳以上の老年人口が遂に3000万人を突破し4人に1人が65歳以上という少子高齢化社会に突入している。実際にどういう影響が出ているか、ピンと来ない人もいると思うが、例えばユニチャームでは大人用おむつの売上が乳幼児用おむつの売上を上回ってしまった。よって市場原理としては売れるものを推し進める。だから最近赤ちゃん用のオムツのCMを見なくなった。逆に大人用オムツのCMの方がしょっちゅうやってるのでなんか記憶に残っている。ということは単純に考えても世の中のCMや広告の1/4が高齢者向けになるということか。

人口の推移を人口動態というがこれを意識したビジネスを人口動態ビジネスという。大手企業はすでにマーケティングに人口動態を組み込んでいる。高齢者でも使いやすいデカ文字携帯とか、女性用の若く見えるカツラとか、家電のリモコンを簡単シンプルにしたりとか、、、。孫への贈与税をカットなどと民間どころか国まで意識しているのは言うまでもない。犯罪だと振り込め詐欺もそう、、、。

高齢者をターゲットにしたビジネスがこれからどんどん出てくるといっても何がでてくるんだろう、、、。

しかし、郊外の不動産の価格は下がると思うね。少子高齢化ということは郊外の住宅地に空き家が増えて新しくそこに住む人がいなくなるということだからねぇ。若い人は都心のマンションに住みたがるでしょう、、、。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130417-00000053-mycomj-sci