いやはや、、、ハリウッド映画そのもの

最近、元CIA職員の暴露ニュースが話題になっているが、このニュースかなり奥が深い。まるでトムクランシーあたりの小説でも読んでるよう、、、。

まずこのニュースが出てきたタイミングがスゴイ。
米中首脳会談直前という絶妙なタイミング。
米中は情報戦の真っ只中にあり、中国はあらゆる手法を使ってアメリカの情報を手にいれたり操作したりしている。
中国のサイバー攻撃を指摘した後にこの元CIA君にやられた。
まるで中国が悪いと言ってもおたくもやってるじゃないの!と言わんばかり。

実は中国のサイバー攻撃は中国では行われていない。一生使いきれないくらいのお金で雇ったアメリカ人のハッカー(人種はいろいろ)を使ってアメリカ国内でやっている。

ダイハード4でもマトリックスでも社会的には役に立たないハッカーが主役になっているが、こういう路線のオタクが雇われている。

従って、プリズムなるサイバー監視システムはテロ予防策として海外を対象と言うがサイバー社会に国内も海外もないので、アメリカ人も監視の対象とならざるを得ない。

面白いことに元CIA君はこの暴露を香港で行った。何で中国なんだ?
そしてアイスランドに亡命希望というが裏で何らかの組織が関与しているに違いない。すでに香港にはいない、今どこにいるか分からんらしい。そんなこと個人でできるだろうか、、。

うまく何処かの国に亡命できたとして、ものすごい大金を手にいれたら元CIA君は国を売った事になる。
原因不明の死に方をしたら祖国アメリカに消されたことになる。
金も手にいれず消されることもなく普通に第三国で生きていくことになれば、単に正義感の強い男、、よくぞ暴露した、、アメリカ国民の個人情報を盗み見る行為は許せないという民意を味方につけているので英雄視されることになる。

英雄となるか、反逆者となるか、、、事実は小説よりも奇なり、、、です。