飯野山

無性にうどんが食いたくなって近所の丸亀製麺に行った。
旨くないのは分かっているがココしか選択肢がないので仕方ないのだ。うどんの麺は特に問題ないのだが、ダシがダメなので基本である「かけうどん」が旨くない。ぶっかけうどんだとダシ醤油をかけるだけなのでさほど遜色ないので、おろしうどんかぶっかけうどんと決めてある。

うどんはさておき、この店の壁に掛けてある写真に目が止まった。
何と飯野山(いいのやま)ではないか、、、丸亀方面に住んでいる人であればおなじみの山で形が富士山みたいなので讃岐富士と呼ばれている。香川県民でこの讃岐富士を知らない人はいないと思う。田んぼの広がる平地にポツンとある。

以前、香川に住んでいる時、東京から遊びに来た友人がこの山を見てとても不思議がっていたのを思い出した。お茶碗に盛ったご飯をパコんとひっくり返したみたいな山だねぇ、この山はどうやってできたんだろう、、?、、、って言ってた。
確かに関東の山は山が連なっていて、こういう漫画日本昔話に出てくるようなお椀型の山ってないのだ。大抵は山脈型で長年の雨風の侵食で尾根や谷が形成されている。鎌倉の山々も山脈型で谷になったところを谷戸とよんでいる。

故郷から外に出ると今まで考えもしなかったことが見えてくる、、、。
たぶん国外に出ると日本のいいところや悪いところ、不思議なところが見えてくるんでしょうなぁ、、、。