いろとかたちで探るワークショップ
この日は家族全員で一日中美術館にこもっていた。
ちょうど台風で外は大荒れの天気だったので空調の効いた静かな室内はとても心地良かった。
さて、一体何をやったかというと美術館のイベントでマティスがやったことを体感するというような内容なのだが、色紙を適当にハサミで切って並べて何かを表現するする、、という企画。
これが、、、あれこれ考えてしまい意外に難しい。右脳を最大限に働かせるのだが普段左脳中心で生きている私には考えたり、変に計算したりしてとても変なものになってしまった。
まずは有名なマティスのジャズという作品を見ていただこう。
これはマティスが色紙をハサミで切って適当に並べて見たら、これを見た友人がこれは音楽のジャズだね!と言ったことから作品になったとか、、。版画なのでこれと同じものが世界中の美術館に収蔵されているが値段を付けたらすごいことになる。その友人が何もコメントしなけりゃ単なるゴミとなっていたかもしれない。
これと同じことをやって見たのだがマティスには到底及ばず、、、小学生の切り絵になってしまった、、。
すごいのは小学生の作品が逆にマティスやピカソに近く、、ゴチャゴチャ考えないピュアな感性が圧倒的に優っているのが分かって唖然とした。
マティスを体感することはできたが近づくことは容易ではない。ただ巨匠の作品を見るだけでは分からないこともあるので有意義なワークショップであった。
出来上がったものを見せたいのだがショボすぎてお見せできましぇーん!
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/HallNewsDetail.do?no=1407808789278&hl=h
写真左の手前が長男J、座っているのが次男カイ