パナマ文書

違法ではないが、税金逃れの手法として昔からある。今やグローバル化が進み、アメリカの会社であっても、工場や子会社が中国にあったり、アメリカの会社でも、親会社がヨーロッパだったりする。会社の籍を置いてある国で申告し税金を払えばOKなので、ここで誰でも思うのがペーパーカンパニータックスヘイブンの国に作りそれで税金逃れをするやり方が一般的。みなさんの最寄の本屋さんでも1冊くらいはこのタックスヘイブンの活用本が置いてあると思う。
ところが、数年前にアメリカでFATCA(ファトカ)という他の国で税金払っちゃうの無しですよ、、っていう法律ができて、他の国に所得を隠したりできなくなった。このファトカによってアメリカは変わるだろうなぁ、、、と思っていたが、この流れで今回のパナマ文書が出てきたんじゃないかとも思う。ファトカのルールで開示しないとドル立ての取引が出来なくなる、、。今回、アメリカ人がリストに入っていないのがうさん臭過ぎるが、まあ5月中に全部公表されるのでなんか出てくるだろうに、、。
政府や公職の人間はこれに絡んだら間違いなくアウト、、税金貰って仕事している本人が税金逃れなんてシャレにならない。
単に節税目的だけならまだしも、モロに脱税、マネーロンダリングや密売系、裏取引系もヤバイわな、、。

しかし、、このパナマ文書の中で出てくるお金の総額って一体いくらでしょう、、?

実は何と、2300兆円だとか、、、。各国はこの金持ち達から税金をいくら取り損ねたんだろう、、。