演武会

長男が少林寺拳法を習っているのだが、年一回市の体育館で演武会なるものが行われる。

柔道、剣道、空手、ナギナタ、弓、合気道少林寺、、、などなどありきたりな武道の面々が来ているのだが、私が驚いたのは「太極拳」、、。
これも武道というジャンルに属するのだろうが、どう見ても体操に近い。
しかも、そのメンバー、、、ほぼ100%高齢者なのだ。太極拳は動きが緩やかで安全なので高齢者にぴったりなのだ。
圧巻はその人数、、他の武道は多くても50人くらいで、今や子供達はサッカー、野球、スイミングに行ってしまうであろうからどこも人集めに苦労しているようなのだが、太極拳は200〜300人はいた。

多数決の論理で言えば太極拳の勝ちだ。高齢化社会がこういうところにも数字となって出ているのはすごい。
もし、今後、行政が何らかの催しをするとしたら太極拳を無視できないであろう。時間と金と1票を持ってる集団であるからナメたらアカンのです。