ややこしい世界情勢

今世界で起こっているゴタゴタはもうわけわからなくなってきた。
まずはイラク、、、。
いろいろな勢力が渦巻いてどうも国が3分割になる恐れがでてきている。
イスラムの派閥にサウジやイランも絡んでいるから複雑極まりない。
オバマ政権になって、中東から引いた途端こうなってしまった。

今更、無人機で空爆って言っても一体どこの誰を攻撃するんだ?ってことになる。空爆されるような場所には必ず無関係な一般市民がいるのでまた悲劇の連鎖になり新たな憎悪を生むことになる。マイケルジャクソンのBADの歌詞の中の本当のワルは誰なんだ!ってのを思い出してしまう。何が善でどこが悪なのか分からない、、、そうなるとテリストにも理屈があるわけだからその理屈を産んだ原因が善側にあればテロリストを悪と決めつけるのもどうか、、と思う。

アメリカはシェールガスのおかげで基本的には中東のオイルに依存することがなくなったので今や中東に関わる必要もない。
だったら、フセインがいた方が良かったんじゃなかろうか、、とさえ思ってしまう。確かフセイン大統領が存命の時にイラクをまとめられるのは私しかいない、、と言っていたのを今でも覚えているが、その通りのようだ。

同じことが北朝鮮にも当てはまる。北朝鮮が関係するのはミサイルがアメリカに届くかどうかということだけで、届くとなると本土攻撃をされるからリスク回避のために北を制裁する、、ということになるが、それ以外はなんの興味もメリットもない。

そしてちょっかいを出さなくなったアメリカの隙をついて中国やロシアがチョコチョコするのでさらにややこしいのだ、、。

基本的にアメリカは所詮カウボーイの国、、ヒーローがワルを銃で撃つ民族なのだが、911以降そういう感覚が改められているような気がする。世界のいろいろな価値観を理解し認める文化になってきているんじゃなかろうか。
今まで放映されなかったドラえもん、、これはどうしてもアメリカ人には理解出来ない感性だったのだが、のび太のような他力本願的主人公も受け入れられるようになったのかもしれない。

ちなみにアナ雪に出てくる男子も他力本願系で決してヒーローではない。

日本はヒーローになる必要はないがのび太のままでいるのもマズイ。集団的自衛権くらいは確立しないとよく分からない国になってしまう。石油を中東に依存する国だから結局はこのゴタゴタであれよあれよとガソリンが値上がりしてしまった、、とんだとばっちりだ、、。