とりあえず一鶴 土器店へ
香川と言えばうどんであるが、うどん以外でとなるとやはり、最近TVでも取り上げられ全国的に有名になった「一鶴」
ここは骨付き鶏のグリル料理がメインなのだが、焼肉屋だのステーキ屋だの巷には結構な数があるが、この骨付き鶏というのは意外にない。
塩胡椒スパイス類にガーリックの味付けでいたってシンプルなのだが、この店には2種類あって
若鶏と親鶏があり、若鶏は普通の肉質だが、親鶏は肉が硬くなり一般的には売り物にならないモノ、、この親鶏を噛みしめながら生ビールを合わせるとたまらなく美味い。初めて食べた人は、胡椒が効きすぎて辛く、そして肉が硬いのでいくら噛んでも飲み込めないのでびっくりすると思う。ところが慣れたら病み付きになる味でオススメの名店だ。
私は子供の頃から来ているので当たり前の食文化になっているが、この一鶴が関東に進出した時は、関東人に受け入れられるまでかなり時間がかかったのをおぼえている。現在横浜駅近くに横浜店があるが、横浜青葉区の住宅街店舗はすぐに潰れた。骨を手に持って肉にかぶりつきながら、口を油でギトギトにして生ビールでグビグビ胃に流し込む、、、というスタイルがお上品な青葉区の人たちには受け入れられなかったようだ、、、。
もともと創業者は、日本が戦後貧しかった頃、テレビに出てくるアメリカ西部劇のカウボーイが焚火で炙って食べてる骨付きの肉に憧れて始めたのがこの店のヒストリー、、、だからそれでイイのだ。