ガリガリ君の値上げのCM

NYTimesでも取り上げられたCM
たった10円値上げするのになんだか仰々しい、、とも思うが、、。
アメリカ人はガリガリ君を食べてないが、アベノミクスや為替と絡めて日本の物価には敏感になっているのであろう。

すごいのはこの歌、、一度聞くと、、この歌詞が頭から離れない、、、。
なんと、、、このCMのオリジナルソングかと思ったらずいぶん昔の歌だった、、、。

歌っているのは高田渡さん。
1971年に発売された曲でタイトルは「値上げ」!
この歌をチョイスした人のセンスはすばらしい、、1971年となると日本の高度経済成長真っ盛りの年代。給料も上がるが物価も上がった年代。私が子供の頃、母親と一緒に近所の八百屋へ買い物に行った時、今まで夕飯に買い物が1000円で買えたのに物価が上がって1000円超えちゃった、、、て会話をしたのを今でも覚えている。その頃の歌なのだ、、。そして今は長いデフレから金融緩和で無理やりインフレにしようとしている、、、給料は上がらず物価だけが上がるという71年とは違うそんな時代、、、それだけにガリガリ君の重役が頭を下げてこの歌がバックに流れるのが感慨深いのだ、、。

なんと、、私が6歳の時の歌だよ、、、。