かま家

河口湖の帰りは箱根経由で帰宅。
途中、昼飯と温泉に、、と思い仙石原のかま家へ行った。
ここはディープ過ぎる店なのだ。何と温泉と釜飯屋を同時経営している一風変わった釜飯屋さん。外装も内装も全てが昭和レトロなので好き嫌いは分かれると思う。
メインは釜飯の方で温泉はついででやってるって感じ。

仕組みは、、、まずお店に入る。するとお食事ですかお風呂ですかと聞かれる。この時点で謎の問いかけである。
、、、残業を終え帰宅したサラリーマンの奥さんの第一声みたいだ、、。
実はお風呂屋さんでもあるので、お風呂だけ入って帰ることもできるからこう聞く訳。

両方をやっつけたい人は、食事してお風呂も入りますと言えばいい。
席に着くとまずは注文、、私はカニ釜飯を頼んだ。息子たちは鳥釜飯、うちの奥さんは鮭親子釜飯。
ていうか、、メニューは数パターンの釜飯しかない。写真にメニューがちょこっと写ってます。
釜飯は生米から作るので釜飯セットが目の前に登場する。下の最初の写真参照。火をつけて出来上がりまで40分。
ここで準備オッケー、、、席はそのままにしてお風呂に行くという寸法。

お風呂は内湯のみで男女に分かれていて湯船は4畳半くらい。お世辞にも綺麗な温泉ではない。仙石原の温泉なので白く白濁した硫黄成分の掛け流し温泉。
知らない人も多いと思うが、箱根の温泉は無色透明のお湯で、全く別物なのだ。私は仙石原の温泉の方が断然好き。効き目が全然違う。
湯温はちょっと熱めなのでそんなに長くは入れない。20分くらい浸かってゆでダコ状態で出てきて席に戻った。
目の前の釜飯はグツグツいい音を出していて出来上がりが待ち遠しい。テレビでちょうど高校野球をやっていて、壁に貼ってある芸能人のサイン色紙とかを見ながらマッタリした時間を楽しむ。(ちなみにTV取材は今まで50回以上だとか、、、食べ系、旅系芸能人、レポーターはみんな来てる)

タイマーが鳴ると出来上がり。お味噌汁を持って来てくれて蓋を開けて自分でよそって食べる。期待通り最後のお焦げがウマウマだった。

食後、マッタリして再度お風呂へ、、、2回戦目は10分くらい短めに浸かって退散。
それから体中ホッコリして自宅まで帰る、、、まっ、これがかま屋の正しい楽しみ方。
寒い冬にまた来よう、、。

◼️かま屋
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