カサカサゴソゴソの正体

トイレで用を足している時、何やら床に落ちている紙切れの下でカサカサ音が聞こえてきた。
ゴキブリだと思って紙の上からシバいてやろうと思ったら紙の端のしたからそのカサカサ音の主の足が見えた。
脚が太くて長く4本見えた。どう考えてもゴキではない。とっさにデカい蜘蛛に見えた。
コッチは用を足している最中だから身動きできない。脳から全身に警戒態勢的ホルモンが流れ全身鳥肌になったのが分かった、、、。
経験のある方は分かると思うが、デカい蜘蛛はゴキより動きが速いし、動いてピタッととまったり、こっちに向かってきたり意味不明な動きをする。
壁に登っていきなりジャンプしたりするし、逃げて納戸なんぞに逃げ込まれたら、またいつか出てくるという思いが払拭出来ずトイレに行くたびに警戒態勢を取らなくてはいけない。したがって、こういう場合一発で仕留めなければ後々絶対後悔する。
やっとこっちもフリーになり、攻撃態勢で臨んだ。しかし、そんな場所にシバくために都合のいいモノや、殺虫剤なんかないし、素手は絶対無理だし、どうするか考えているとその蜘蛛であろう生物が全身を現した。


そこにいたのはなんとカニではないか。川にいる4cm位のサワガニだった。
そういえば、1週間ほど前に長男が近所の川で捕まえてきたのが数日で死んだと思っていたら、水槽から脱出してトイレの片隅にいたわけだ。今思えば死んだと思っていたのは脱皮した脱け殻だったわけだ。

結局また捕まえ再び水槽へ、、、。

しかし、、、どうやって水槽から出たんだろう、、、?