友人宅は発電事業者

香川県の郊外の普通の民家であるが、ソーラー発電を商業目的で導入したというので見せてもらった。
自宅で発電して余剰電力を電力会社に買ってもらう仕組みだが、この規模になると余剰というより完全に売電目的のソーラーパネルの発電畑。写真の奥の2人はウチの息子達。

以前このお宅は果樹園をやっていたのだが、廃業したのでその畑を潰してこのパネル畑に生まれかわった。
近隣にマンションなんかが建たない広大な土地がないと出来ないので都心ではコストが合わず絶対に出来ないシステム。

田舎の南斜面の丘陵地の草原のような土地を持っている人にはコストが合えばできるのだが、この仕組みが広がりかけた途端、電力会社が買う電力の価格を下げてきたりして現時点ではまだゴタゴタが多い。

しかし今後、発送電分離によって、電力会社に買ってもらうことなく電気を売れるわけだから発電事業者は増えるであろう。虎視眈眈と発電ビジネスを狙っているヤカラも多く、これから面白くなる業界だと思う。土地を持っていれば参入できるのでこういった農家や、駐車場をやってる人がいきなり始めたりするんだろうなぁ。