雪崩事故で8人死亡

私は高校時代山岳部だったのでこの事故はとても気になっている。
ラッセルは、通常登山ルートに雪が降ったら足場を作らなくてはいけない。
先頭の人が雪の上からズボッと踏み固め、それを次々に一列の隊列で同じ位置を踏み固めることにより階段状の足場を作りつつ山を登っていく、、、30cmの積雪だったら結構たいへんな作業。
ファミリースキー場のゲレンデで、、ラッセル訓練、、軟弱で楽勝な訓練というイメージ。
まさか雪崩なんて起きない、、、という絶対的な安心感がある。
私が顧問だったとしても、やらせたと思う。

しかし、結果的に大勢の高校生が死んだわけだから、やはり自然は侮れない。
問題は、この事故には責任問題が付きまとうということ。
しかも、県立高校で、プロが指導する春山安全講習会で事故が起きたわけだから学生に責任はない。
高校生が勝手に冬山に登って雪崩で死んだのとはわけが違う。

記者会見で顧問の先生が言い訳しまくっていたが気持ちは分かる。
まな板の鯉状態でマスコミ勢からあらゆる質問が飛び合っていた。気の毒としか言いようがない。

誰かを悪者にして、罰せないと収まらない雰囲気ムンムンの記者会見だった。